2013年7月1日月曜日

研修医のための症例報告の書き方 その①準備編


こんにちは。

症例報告の書き方について、わたしのやり方を書いていきたいと思います。


まずそろえるべきものですが、

Microsoft Word

Microsoft PowerPoint → 論文中の図表(Figure)作成用

まあ、これはみなさんもっていらっしゃると思います^^;



Microsoft Office Picture Manager

これがあると意外と便利です。たとえば患者さんの病変の写真や、画像データなど、個人情報を除いて切り取ったり、より効果的に病変を見せるため、トリミング(切り抜き)機能が重宝します。

これは、Microsoft Office 2010には入っていますが、最新版のMicrosoft Office 2013には入っていないようです


わたしももちろん持っています。

機能的にはMicrosoft Office 2010で十分ですから、新たに購入されるのであれば、安定しているMicrosoft Office 2010をお勧めいたします。


あとは、やはりEndNoteです。

これは本当に便利なツールで、使っていないと大幅な時間浪費が生じる可能性があるといっていいくらいです。


症例報告の最後に、過去の知見と症例から得られた知見から、考察を行い、ひとつの結論を導く必要があります。

考察の部分には、「過去にこういう知見があるんですよ」と読者に知らせながら、それぞれの箇所に引用文献を挿入しながら、稿を進めていく必要があります。
EndNoteは引用文献を原稿に挿入し、投稿規定にあわせて引用文献目録を簡単に、自動的に作成できるツールなのです。

だいたいの原稿は、文章を推敲しながら進めるため、ある部分を削除したり、挿入したりするうちに、文献に割り振られた番号がずれたり、同じ文献に違う番号を振っていたり、ということが起こります。

EndNoteは、そういったイライラから私たちを解放してくれる、大変考えられた便利なソフトなのです。


詳細はまたお話しします。



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